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健康美容鍼灸テクニック

健康美容鍼灸を実践する手法:養顔鍼法

北川毅が実践する健康美容鍼灸における顔面部局所の施術は「養顔鍼法」と名付けられています。養顔鍼法の最大の特徴は、顔面部に極めて多数の鍼を使用することです。その理由は、「顔面部局所に対する鍼の施術では、使用する鍼の本数を多くしたほうがより高い効果を得ることができる」というのが、北川が長年の臨床経験に基づいて帰結した見解だからです。鍼を用いて皮膚と皮下組織に多数の微細な「傷」を作ることで、皮膚に備わっている「創傷治癒(そうしょうちゆ)」の機能が働き、皮膚を活性化してしわやたるみを改善します。養顔鍼法では、1回の施術で約100本もの鍼が使用されます。使用する鍼の本数が増えれば、施術にはより多くの時間が必要になり、皮下出血が生じるリスクも高くなります。そのため、養顔鍼法では高度な刺鍼技術が要求されます。ここでは、養顔鍼法の基本的な技法を紹介していきます。

テクニック1 二指推鍼法

鍼の施術では、常に鍼を刺す際の「痛み」と「皮下出血」の2つのリスクが伴います。そして、鍼を刺すという行為を行う以上、これらのリスクは避けて通ることができません。しかし、一方では、鍼の品質と施術の技術を高めることで、これらのリスクを大幅に軽減することは可能です。つまり、高品質な鍼を使用し、施術者が高い技術力を身に付けることで、施術におけるリスクを軽減させることができるのです。ここで紹介する「二指推鍼法」は、このような理由によって、北川毅が考案した独自の技法です。二指推鍼法の最大の特徴は、鍼管を使わずに鍼を打つということです。鍼管を用いる従来の技法では、刺鍼に一定の時間を要するため、100本もの鍼を刺すには相当の時間が必要になります。また、顔面部に100本もの鍼を刺す場合には、鍼と鍼の間隔が非常に狭くなることから、狭い間隔で正確に鍼を刺ためには、鍼管が邪魔になる場合もあります。二指推鍼法では、より合理的で効率的な施術が実現されており、大幅に短い時間で刺鍼が行えます。

「短鍼」と呼ばれる鍼体の短い鍼を使用することも、二指推鍼法の大きな特徴の1つです。その理由は、美容を目的として顔面部に鍼を刺す場合には、深い刺鍼深度が要求されることがほとんどないからです。一般的な鍼灸治療では、1寸(30ミリ)以上のサイズの鍼を使用しますが、二指推鍼法では5分(15ミリ)以下の短い鍼を使用します。美容を目的とした顔面部の施術では、ほとんどの場合に、このサイズの鍼で要求を満たすことができます。また、短い鍼のほうが合理的な操作を行えます。二指推鍼法では、母指と示指を使い、推し進めるようにして鍼を刺します。具体的には、次のような方法で行います。

  1. 母指と示指で鍼柄をしっかり固定する
  2. 刺入部位を特定し、鍼尖を刺入部位の皮膚に軽く当てる
  3. 刺入角度を決定する
  4. 母指と示指で、刺入方向へ正確に圧力をかける
  5. 目的の深さに達する

二指推鍼法には、上記のように「正確な刺鍼の実現」、「鍼管が不要」といった利点に加えて、「押手を使わないので清潔」という利点もあります。鍼管を使った刺鍼法では押し手が必要となりますが、WHOや欧米諸国では、衛生面からの理由により押し手に対する否定的な見解も少なくないというのが現状です。

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